文科省の公文書
(2011年4月20日)

VS
ニューヨーク科学アカデミー出版
「チェルノブイリ:大惨事の人と環境に与える影響」
インタビュー
(2011年3月5日)

Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment

Written by Alexey V. Yablokov (Center for Russian Environmental Policy, Moscow, Russia), Vassily B. Nesterenko, and Alexey V. Nesterenko (Institute of Radiation Safety, Minsk, Belarus). Consulting Editor Janette D. Sherman-Nevinger (Environmental Institute, Western Michigan University, Kalamazoo, Michigan).
Volume 1181, December 2009 
335 Pages

日本の驚くべき現実

学校現場で間違った放射能教育


 上の写真は文部科学省から公立高校に配布された放射能教育の資料です。その中に「チェルノブイリ原発事故による影響」という項目があります。ここに書いてある事柄が事実と異なることをここで証明します。文部科学省の資料はこう書いています。 

放射能を正しく理解するために

教育現場の皆様へ

文部科学省

平成23年4月20日

本資料は日本小児心身医学会のご指導・ご協力を得て作成しています。 

チェルノブイリ原発事故による影響

チェルノブイリ原発事故では、多量のヨウ素131が数百キロに及ぶ範囲に飛散しました。そこに住む子供たちが、高濃度(日本の規制値の17−450倍以上)のヨウ素131を含む牛乳を摂取し、小児甲状腺がんが増加しました。

ベラルーシでは、事故前の11年間で7名であった小児甲状腺がんが、チェルノブイリ原発事故の後16年間で、18歳以下の子について2010名もの方が甲状腺がんになったことが分かりました。

チェルノブイリ原発事故において、早期の段階で放射性ヨウ素の摂取制限が取られていれば、甲状腺がんの発生率を低く抑えられたと考えられます。

今回の福島第一原発事故では、乳製品に対して早期に規制が行われました。環境放射線の量も、避難区域外で、積算で20ミリシーベルト(=20,0000マイクロシーベルト)を超えた地域はありません。

したがって、今後大量の放射性物質の飛散が抑えられていれば、今回の事故による甲状腺がんの発生はほとんどないと考えられます。

なお、チェルノブイリ原発事故では、小児甲状腺がん以外のがんの増加は認められていません。

放射線の影響そのものよりも、「放射線を受けた」という不安を抱き続ける心理的ストレスの影響の方が大きいと言われています。

 これに対して、海外では著書が出版され、チェルノブイリ原発事故の放射能による死者は100万人に達していることが下記のように証明されています。

 1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の死者は2004年までの18年間で100万人に達していた事実を毒物学者であり編者であるジャネット・シャーマン博士は著書「チェルノブイリ:大惨事の人と環境に与える影響」の中で証明しています。この本はアレクシー・ヤブロコフ博士、ヴァシリー・ネステレンコ博士、アレクシー・ネステレンコ博士の共著で、ニューヨーク科学アカデミーの出版。現存する医学データを基にIAEA国際原子力委員会発表の「チェルノブイリ原発事故の被害者は4000人ぐらいになるだろう」が大きな見当違いだったことを暴露しています。

文部科学省の内部事情

 

 文部科学省がなぜこんな不可解なことをしたのか、その謎を解くカギとなる記事が「週刊現代」(72日号)の中にありましたので下記に引用します。
 
本誌は先週号で、霞ヶ関に出向して「覆面公務員」として働く東電社員の実態をレポートし、大反響を呼んだ。
「官民癒着」が疑われるズブズブの関係。公にならないように法律の特例を利用して採用した上、受け入れ先は原子力行政の「中枢」と言われる原子力委員会や文部科学省の研究開発局など「原発関連部署」ばかり。原発の規制機関である原子力安全委員会(原全委)で働く東電社員もおり、規制される側と規制する側が机を並べる異常な姿が常態化していた。
ただ、原発企業と霞ヶ関との関係はそれだけにとどまらない。今回、新たな内部リストを入手すると、東電以外にも原発大手企業社員が多数「公務員」として働いていることがわかった。
原子力委員会、原全委、文部科学省の原子力開発部門にはもちろん、原発の安全の「お目付け役」である経済産業省の原子力安全・保安員にも採用されている。
メンツも錚々たるもの。電力会社である関西電力や日本原子力発電から東芝、三菱重工、日立製作所などの日本を代表する大手メーカーがズラリ。保安院には01年の創設以降類型で80人超が雇われており、東芝、IHIなどの原子炉メーカーや原発プラントメーカーから、鹿島、大成建設といった原発関連の受注実績がある大手ゼネコンが並ぶ。原子力委員会の委員を9年間務めた経験のあるジャーナリストの木元教子氏が言う。「官邸の前のかつては総理府だった建物の7階に原子力委員会の部屋があり、その隣り合わせにある事務局に常時50名ほどの職員が働いていた。事務局の中に入ると職員の顔が一望できるレイアウトになっていて、その中に民間企業からの出向者も席を持ち、仕事をしていました。
プロパーの官僚がおたおたしている中で、海外の原発事情に詳しい東芝や、パソコンに強い関電出身の人はテキパキと働いていた。放射性廃棄物の処分に関する法律を作るときには銀行の人も入っていた。原発事業に融資する際の勉強をするために出向してきたということでした」
木本氏によれば、こうした出向職員は、それぞれの委員が要望する資料を揃えたり、委員がレポートをまとめる際には表現のあり方や言葉遣いのアドバイスまでしていたと言う。又原子力委員会では週に一度の定例会議などがあるが、その場にも企業出身の事務局職員がいたようだ。
ただその「仕事振り」を聞くと、首を傾げたくなる。原子力委員会の専門委員を務める武田邦彦・中部大学教授が言う。「私が『原子力関連予算が減る現状で、開発よりも安全の研究に予算を振り向けたほうがいい』と発言したら、事務局の一人が『武田先生には予算の話はお聞きしていません。専門分野についてのみ発言してください』と言ってきた。他にも事務局が原子力発電所はCO2を出さないという資料を出してきたとき、私がその根拠を尋ねると、『そんな議論はしたくない』と返してきた。彼らが民間出身者かどうかは覚えていないが、委員に事務局の職員がそこまで言うかと驚いた」
民間出身にせよプロパー職員にせよ事務局は、「原発推進派」の集まり、「原子力村」の巣窟だ。武田氏は過去に原全委の専門委員を務めた経験もあり、そこでも同じく「事務局主導の原発推進会議」が行われていたという。
 
 つまり、文部科学省は違法な方法で(公にならないように法律の特例を利用して採用した)公務員として採用した外部者に牛耳られ、彼らの好きなように情報操作をされていた。そして、今回のような原発推進派の側に都合のよいウソの情報が高校に流布されるという事件が起きたのだと考えます。民主国家の中で文部科学省がこのような不正を許したことは由々しき問題であります。国民に対する謝罪と責任の所在を明らかにすべきだと考えます。

 

「チェルノブイリ事故から学ぶもの」
「死者は100万人」

ビデオの収録を行ったのは201135日でした。日本の福島原発大惨事が始まる6日前です。チェルノブイリ、そしてこの日本の悲劇の教訓は「すべての原発の操業を止めよ」ということです。原発は明らかに地球上の生命に危険をもたらしています。二度と新たな原発の建設をすべきではありません。原子力への税金を使った補助金はやめにすべきです。ただちに効率よいエネルギー政策に転換し、すでにある風力・地熱・太陽光など安全でクリーンな技術をフルに回転させるべきでしょう。死を招く原子力は完全に不必要なものです

 インタビュー・ビデオ(日本語字幕

Part 1 http://www.youtube.com/watch?v=FCQI_s5U6CE

Part 2 http://www.youtube.com/watch?v=r-wzEokCr3U&feature=related

内容

1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の死者は2004年までの18年間で100万人に達していた事実を毒物学者であり編者であるジャネット・シャーマン博士は著書「チェルノブイリ:大惨事の人と環境に与える影響」の中で証明しています。この本はアレクシー・ヤブロコフ博士、ヴァシリー・ネステレンコ博士、アレクシー・ネステレンコ博士の共著で、ニューヨーク科学アカデミーの出版。現存する医学データを基にIAEA国際原子力委員会発表の「チェルノブイリ原発事故の被害者は4000人ぐらいになるだろう」が大きな認識不足だったことを暴露しています。

日本語訳テキスト

次は環境クローズアップ「チェルノブイリ: 百万人の犠牲者」です

ようこそ 司会のカール・グロスマンです。来る426日でチェルノブイリの原発事故からまる25年になります。一方 世界中の原子力業界は再興を図っています。今日は ちょうど出版された大事な本「チェルノブイリ:大惨事の人と環境に与える影響」を取り上げていきます。この本は公開された医学的データに基づき事件の起きた1986年から2004年までに985千人が亡くなったとしています。死者数はさらに増え続けています。スタジオにはジャネット・シャーマン博士をお迎えしています。ジャネット博士はこの本の編者でもあります。著者はアレクセイ・ヤブロコフ博士とベラルーシ出身のバシリー・ネステレンコ博士、そしてアレクセイ・ネステレンコ博士です。

ようこそジャネットさん。チェルノブイリ原発事故の死者は100万人ということですがその死因は何でしょう?

癌や心臓病、脳障害、甲状腺ガンなど死因はさまざまでした。何より多くの子どもが亡くなりました。母親の胎内でまたは生後、先天性障害でです。

科学者たちが98万5千という死者数を特定していますが、その方法は?

これは公開されている医学的データを基にしています。

原子力を規制、奨励する機関であるIAEA(国際原子力機関)のホームページを見ますとチェルノブイリの死者数は約4千人と出ています。これは本の98万5千人と大きく異なりますが、なぜでしょう?

IAEAが発表したチェルノブイリ・フォーラムという調査書は350の文献を基に書かれています。すべて英文で公開されている資料でした。しかしヤブロコフ博士たちは5千以上の文献にあたりました。それは英文の文献に限りませんでした。また実際に現場にいた人たちの声を基にしています。現場にいた医療従事者、科学者、獣医、疫学者など地域の人々の病状を見ていた人たちです。

本はWHO(世界保健機構)でさえチェルノブイリの真実を語っていないと非難していますね。WHOIAEAと協定を結んでおり、発表することができないとのことですが、どういうことですか?

1959年に両機関の間で結ばれた協定は一方がもう一方の承諾を得ることなしに調査書を発表することを禁じています。まさに吸血鬼に血液銀行の門番をさせるようなものです。これは締結時から変わっていません。WHOIAEAの許可なしには調査書を発表できないのです。

前にも申しましたが、IAEAは世界中の原子力の規制だけではなく、原子力の促進を行う機関でもありますからね。WHOに「原子力は健康に有害だ」と言われては困るわけですね。

そのとおりです。こうした状態はやめにすべきです。協定は破棄されるべきです。

さて、毒物学者として研究に生涯を捧げておいでのあなたが今この本の編集をされているわけです。そしてあらゆる科学的データを見た上で、チェルノブイリの犠牲者数は100万人とおっしゃる。では、この事故は科学技術による史上最悪の事故ということになりますね。

おっしゃる通りです。

データを読み取り、本を編纂された時の感想は?

事態は私が思っていた以上に深刻でした。人々が癌や心臓病で命を落とすだけでなく、体中のすべての臓器が毒されたということが衝撃でした。免疫機能、肺、皮膚などすべての器官が放射能の影響を受けたのです。しかも人間だけではありません。調査した全ての生き物、ヒト、魚、木々、鳥、バクテリア、ウイルス、狼、牛、生態系のすべてが変わってしまいました。例外なくです。

本にも書いてありましたね。

人間への影響にとどまらず、鳥や動物にも人間と同様の影響がありました。

今となっては癌と放射能はセットだとわかりますが、心臓病はどうして起こるのでしょうか?

私がこの本を編集するときに気付いた重大なことの一つですが、バンダシェフスキーという科学者は、研究で子どもたちの体内のセシウム137が実験動物と同じ値になっていてそれが心臓にダメージを与えていることに気づきました。

しかし、この研究結果を発表したことで彼は投獄されてしまいました

投獄されたのですね?

そうです。

そして動物の分析をして・・・

病理学者だった彼は、まず動物実験を行ってから子どもへの影響を調べようとしました。亡くなった子供たちの心臓のセシウムの量は動物の場合と同様に変化していた。その報告をしただけで投獄されたのです。

チェルノブイリからの放射能によってロシア、ベラルーシ、ウクライナは高濃度に汚染されました。この本によればそれどころか世界中に拡散したとあります。

そのとおりです。放射能がもっとも集中したのは前述の三国ですが、最大量の50%以上は北半球全体に行きわたったのです。特に北はスカンジナビア半島、東はアジア圏へと。

中国までもですね。

そうです。

チェルノブイリの事故による死者は近隣国だけでなく、もっと広いエリアで見られたと?

もちろんそうです。世界中です。

この悲劇はどれくらい続くのでしょうか?放射性物質で浄化されるには千年はかかるのもある。

そうです。セシウム137やストロンチウム90だけでも半減期は30年。少なくとも300年は残ります。おっしゃるように多くの同位体が千年は残るはずです

しかし同書は強調していますね。最大の被害は最初の数ヶ月、いや数週間で起きたと。とてつもない大火事が起きていた時にですね。

はい、今でも原子炉から水道へと漏れ出しています。原子炉の周りの構造は今もって平穏ではありません。小さな地震でも建物が崩壊する可能性もあります。

原子炉は安全に覆われ、漏れもないとは到底言えません。

チェルノブイリの真実を語るこの本は権威ある、ニューヨーク科学学会による発行ですね。

科学の専門機関はこれ以外にもあるわけでしょう?チェルノブイリの情報を外に出すことについて彼らのスタンス、姿勢というものはどうなっているのでしょうか?

情報を外に出すことに好意的なグループもあります。原子力の御用学者たちは 隠し通せると思っていた。

著者のヤブロコフ博士たちはチェルノブイリの影響を調べるというあなたとの仕事にどのように取り組んだのですか?

彼らはWHOIAEAの関係にずっと気づいていました。ジュネーブのWHO本部の前で一日中協定へ抗議するデモを行っている人々もいます。

デモですか?

そうです。

この・・・

協定のために。

同書が「談合の協定」と呼んでいますね。IAEAとWHOとの談合? 

そうです。チェルノブイリの件でヤブロコフ博士はゴルバチョフとエリツィンの補佐を務めていました。事故直後の3年間ソ連政府は情報の隠ぺいを続けました。一般に真実を知らせまいとデータ収集もしませんでした。ヤブロコフ博士はそれを知り、情報収集を始めました。世に出た文献の数は15万以上でしたがこの本の執筆には5千点が使われました。これら5千点の資料は英語に訳されたことの無いウクライナ語、ロシア語、ベラルーシ語の文献でした。こうした情報が西側世界の目に触れるのは初めてです。

人、動物、植物への影響について違いは何でしょう?

メカニズムはどれも同じです。放射能同位体への露出により人や鳥、動植物が受ける影響は細胞が破壊されダメージを受けるということ。DNAへの損傷をもたらし遺伝メカニズムがダメージを受けるという点で同じです。細胞を破壊するのであれば癌にはなりませんが細胞にダメージが与えられると癌になります。もしくは先天性障害の原因となります。人や鳥だけでなく植物にさえ先天性障害が出ます。チェルノブイリのせいで植物の突然変異が起きました

風の影響で北西が被害を受けたとのことですがチェルノブイリや原子力とはまったく無縁だったスカンジナビア半島のラップランドの人々でさえも雨などによる放射能拡散で余波を受けました。こうした事後的影響についてはいかがでしょう?

最近の研究によると、チェルノブイリ事故当時、スカンジナビアで生まれた子どもは高校を卒業する割合が低い。知的能力に影響が出たのではないかと。私が知る限りで、チェルノブイリの最悪の影響はベラルーシの子どものうち健康と言えるのはわずか2割だということです。つまりベラルーシの子どもたちの8割がチェルノブイリ以前のデータと比べると健康でない状態だということです。

医学的に健康でないだけでなく、知的にも標準以下となってしまっているのです。

知的能力の低下と放射能の関係性について教えてください。

妊婦たちが口にする食べ物の汚染についてはきちんと知らされていないか、または汚染されている食べ物しか入手できなかった。放射性同位体が体内に入ると母体を通じて生まれる前の子どもに届き、心臓や肺、甲状腺、脳、すべての細胞、免疫系統にダメージを与えたのです。こうした子どもたちは未熟児で生まれつき健康状態が悪い、死産の率も非常に高い。それは被曝がもたらした結果です。これは人間の文化に起こりうる最悪の悲劇です。

チェルノブイリの原発があったウクライナは旧ソ連の一大穀倉地帯でした。チェルノブイリ原発の3つの原子炉は今も操業中です。そこでとれた食べ物はあちこちへと運ばれたわけですね。

はい、これはきわめて深刻な問題です。数百年間土壌汚染が続く時、人々の腹を何で満たすのか?しかも小麦やライ麦などの穀物だけでなく、マッシュルームも汚染されました。これは一見どうでもいいようですが、同地域で広く流通する食材です。これらが非常に高濃度に汚染されたということです。

本は医学的データに基づき、死者数は98万5千人と結論づけました。これはあくまで1986年から2004年のみのデータですね。冒頭で「100万人の犠牲者」という言葉を使いました。やはりチェルノブイリの犠牲者としてはその数になりますか?

そう思います。やがてその莫大な規模が知れるでしょう。例えば「清算人」と呼ばれた人たちがいました。近隣諸国、主に軍から召集された若き男女でした。火災を消火し、問題の原子炉を封印する仕事をさせられた人たち、その15%が死亡しています。1830歳くらいの若い男女でした。

原子炉から放出された放射性物質の量ですが、本が記す内容は公式発表と全然違いますね。

まったくです。もし放出されたのが少量だったなら低レベルの放射性物質は極めて危険だということですし、もしそれが大量に放出されたのだったら、その甚大な被害の規模をみなければなりません。しかし私たちはいまだに真相を知らないのです。なぜなら、原子炉に残されているものが何か、地下水に漏れ出しているものが何かを人が実際に行って確かめられないからです。

原子力の安全性はどういうことになりますか?原子力産業、原子力関係の組織というのはたいてい政府系の機関だったりするもので、原子力「ルネサンス」の再興を押しまくり、原発をじゃんじゃん建設しようとしていますね。チェルノブイリ原発事故の教訓は何でしょう?

「技術をもてはやすな。慎重になれ」ということでしょう。たとえばブリティッシュ・ペトロリアム社によるメキシコ湾の石油採掘には何の問題もないと私たちは聞かされていました。技術者たちの問題を挙げることができます。彼らは生物学にまで精通していません。設備周辺の生命に与える影響を理解していない。チェルノブイリ事故の最大の教訓は、汚染されたすべての生き物が影響をこうむるということです。例外はありません。

本にはふくろうも出てきましたね。動物への影響について少し詳しくお願いします。

本のカバーの写真を撮った南カロライナ大学の人が20数人の科学者をチェルノブイリ現地に連れて行き、昆虫、鳥、ふくろう、あらゆる動物を調査しました。現地調査をしている時、突然気づいたといいます。ミツバチがいない、木の実が落ちていないと。実がないのは花粉を運ぶミツバチがいないからだと。放射性同位体のおかげで、チェルノブイリ周辺の生命体はすべて失われた可能性もあることが分かったのでした。いまだに居座る放射能がすべての種を抹殺しかねない。そこは渡り鳥たちの主要な通過地点です。鳥たちは到着するとどうするのでしょう?地表に見つけられるものをとりあえず口にしてからチェルノブイリの外の場所でも糞をしているはずです。

放射能は遺伝子に甚大な影響を与えるのですね?

はい、これは治る見込みのない話です。一度遺伝子が損傷を受けると何世代にも引き継がれます。ヒトや鳥、植物に遺伝子の損傷が起きていますが、それぞれの種にとって良くなることはありえません。

具体的にどういう遺伝子損傷の話ですか?

脳や心臓、肺への影響、腕のない子どもたち。鳥の場合、羽毛の変化、脳の大きさなどがあります。これらの鳥はあまり利口ではありません。植物も永久に変わり果てました。神秘の世界の話をしているのではありません。放射性同位元素の行き先は明らかです。ヨウ素は甲状腺に、ストロンチウムは骨や歯に行きます。特にまだ胎内にいる人々のね。セシウム137は心臓、筋肉です。ミステリーの世界ではないのです。これらを基に、どんな悪影響があるかが予測できます。結果はまさに予測通りであると本で証明しました。

「チェルノブイリ事故による死者はわずか数千人」これは史上最大の嘘だということがわかりましたね。

はい。しかもかれらは追及もされず、ぬくぬくと生きています。私たちはWHOと国連に圧力をかけねばなりません。WHOとIAEAを分離させるようにと。

国際原子力機関と世界保健機構のみならず、ここ米国の原子力規制委員会もまた放射性物質の影響を過小評価しようとしています。

全くその通りです。原子力規制委員会の前身、原子力委員会(AEC)で私は働いていました。場所はカリフォルニア大学。1952年です。新卒で働いていました。当時の私の限られた教育と経験でも他の人が思っているより放射能は危険だとわかっていました。米国民に対しては何十年間も放射能のもたらす害について、秘密と嘘が貫かれました。隠蔽、データの書き換えがおこなわれ、多少の放射能なんか大丈夫と吹聴された。しかし、原発ではメンテナンス不足のせいで炉心が格納容器の中で溶けたことがわかっています。米国でなくとも世界のどこかで、ふたたび原発事故が起きるのは時間の問題です。

50年も前の現場を見たあなたがそう言える理由は?これは金の力ですか?技術革新のためですか?なぜ嘘やごまかしが起こるのでしょうか?

それには複合的な要因があるでしょう。金や原子力を促進する企業による支配もそうですが、米国の人々はあまりにも原子力について無知です。みんな生物学をまったく理解していません。町で20人の人を集めて、肝臓に手を当ててと言ってもできる人は半分もいないでしょう。放射能の害についての教育を考えると米国はあまりにお粗末です。子どもたちは生物、物理、化学を学んでいない。原子力が米国の文化、経済に占める位置は大きいのに。

チェルノブイリの影響を表すデータをみるうえで数十年前のご経験は役に立ちましたか?

もちろんです。放射能の与える害についてはもう何十年にも渡り、広く知られています。ここ数年間で突然明らかになったことではありません。物理を少しでも知っている科学者なら誰でも放射性物質が人体や植物、鳥に入るとどうなるか判る。ミステリーではないのです。

チェルノブイリの犠牲者が100万人という時、テクノロジーの歴史、その現場にとって何を意味しますか? 

テクノロジーに頼るのは間違いだということです。それを設計、操作する人間にも頼るべきでない。チェルノブイリのように 結局人間はミスを犯すからです。

放射能が健康に及ぼす被害は広範囲にわたるのですね。

そのとおりです。北半球全域にわたります

放射性物質の降下地点では、人々は死んでいき…

子どもたちは知的、医学的障害をもって生まれる。これがいまだに続いており、まだ終わっていないのです。

シャーマン博士、この本はどこで手に入れることができますか?

私にEメールください。toxdoc.js@verizon.netです。

チェルノブイリ事故で何が起きたのか?人々が真実を知ることがとても重要だと思います。貴重なお仕事に感謝します。私カール・グロスマンがお送りしました。ご覧いただきありがとうございました。環境問題のビデオを鑑賞されたい方は下記ホームページをご覧ください。
www.envirovideo.com

 

English text

Chernobyl: a million casualties

The lesson
“All nuclear plants should be shut down.”

Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment

Written by Alexey V. Yablokov (Center for Russian Environmental Policy, Moscow, Russia), Vassily B. Nesterenko, and Alexey V. Nesterenko (Institute of Radiation Safety, Minsk, Belarus). Consulting Editor Janette D. Sherman-Nevinger (Environmental Institute, Western Michigan University, Kalamazoo, Michigan).
Volume 1181, December 2009 
335 Pages

This program was taped on March 5, 2011, six days before the nuclear disaster in Japan began unfolding. The clear lesson of Chernobyl and now that Japanese disaster: “All nuclear plants should be shut down.” They present a clear and present danger to life on earth. No more nuclear plants should be built. Taxpayer subsidies or nuclear power must be stopped and we must embark immediately an energy program of efficiency and full implementation of solar, wind, geothermal and other safe, clean energy technologies, which are here today and render deadly nuclear power completely unnecessary.

The following is the video on the net
Part 1 http://www.youtube.com/watch?v=FCQI_s5U6CE

Part 2 http://www.youtube.com/watch?v=r-wzEokCr3U&feature=related

A million people have died so far as a result of the 1986 Chernobyl nuclear plant accident, explains Janette Sherman, M.D., toxicologist and contributing editor of the book Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment. Published by the New York Academy of Sciences, the book, authored by Dr. Alexey Yablokov, Dr. Vassily Nesterenko and Dr. Alexey Nesterenko, examined medical records now available--which expose as a lie the claim of the International Atomic Energy Commission that perhaps 4,000 people may die as a result of Chernobyl.


English text of the interview
(transcribed by Yoshiyuki Masaki & Peter Stanek)
Japanese text
日本語テキスト

Chernobyl: A million casualties, next on an environment close-up.

Welcome to Enviro Close-up. I am Karl Grossman. This coming April 26 marks the 25th anniversary of the Chernobyl nuclear plant disaster. Meanwhile the nuclear industry worldwide is pushing forward a revival of nuclear power. And this very important book has been published, Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment. It concludes, based on medical data available now that between 1986, the year of the accident, and 2004, 985,000 people died as a result of the disaster. And more have been dying since.

With us is Dr. Janett Sherman. She is a contributing editor of this book, which was authored by a noted Russian biologist Dr. Alexey Yablokov, Vassily Nesterenko and Alexey Nesterenko. They are all from Belarus.

Welcome, Janett. How did these people die? I mean, we are talking a million people dead from this nuclear plant accident. How?

They died of different kinds of multiple diseases. These range from cancer, to heart disease, to brain damage, to thyroid cancer. But many, many children died in utero, in other words, before they were born or of birth defects after they were born.

How did these scientists determine 985,000 deaths as a result of Chernobyl?

Based on medical data that were available to the scientists.

Now, what we've heard frankly since the accident from the International Atomic Energy Agency, the global group that is supposed to regulate and promote nuclear power, the casualties of Chernobyl are different. Currently the IAEA on its website says, “Maybe in all 4,000 people died.” That’s quite different from 985,000. Why this discrepancy?

Well, they released a report called the Chernobyl Forum and they only included about 350 articles available in the English language. But Dr. Yablokov and both Nesterenkos looked at well over 5,000 articles from people who are actually, we hate to say, "boots on the ground", people who were there and saw what was going on. We are talking about medical doctors, scientists, veterinarians, and epidemiologists who saw what was happening when people in their own communities were getting sick and dying.

There's another international agency, the World Health Organization WHO, and indeed the book charges that the truth has not come out on Chernobyl from the WHO.  The two UN agencies, IAEA and WHO, have an agreement about releasing nuclear data. Can you elaborate on that agreement?

They formed an agreement in 1959 that has not been changed. In general, one agency will not release a report without agreement of the other. Now this is like having Dracula guard the blood bank because the WHO, mandated to study health issues, is still required to get IAEA  agreement before it can release a report.

And the IAEA, as I mentioned before, was established both to regulate nuclear technology around the world and also to promote it. Surely it doesn't want anything published by WHO that would indicate nuclear power is not good for one's health.

That's right. And this needs to be ended. This agreement needs to be stopped.

Let me talk about you. You've devoted your life to the effects of poisons. I mean, that's been your specialty: Toxicology. Here, you are editing this book going through all this scientific data. There you find estimates of a million dead. The Chernobyl accident is the biggest technological disaster in the history of the world.

True.

What did you conclude as you looked at the data and this book together?

Well, I realized it was far worse than I thought it was. Not only were people dying of cancer and heart disease, but every single organ in the body, whether it was immunological or lungs or skin, everything was adversely affected. But not only people, every single system that was studied whether human, or fish or trees or birds, bacteria, viruses, wolves or cows, every living system was changed. Every single system without exception.

And this is reflected in this book.

Indeed, not just human effects. Many birds and animals had similar adverse effects just as humans.

Most people aren't familiar with a connection. I mean, we all know I think at this point that radioactivity and cancer go together, but heart problems, heart disease, how does that connect?

One of the most fascinating things that I learned when I was rewriting the text of the book and going through all the data was one of the scientists, Bandachevskey, had done a study that shows that cesium 137 levels in children were the same as he had found in test animals where it was causing heart damage. He reported this and for his work he was put in prison.

And he was put in prison?

He was put in prison, yes.

And he analyzed the animals that were exposed to radiation.

He did the original study on animals. Later as a pathologist he studied the results in children and he found the same changes in the hearts of children who died as he had seen in the animals. And when he reported it, his reward was that he got arrested and put in prison.

The radioactivity from Chernobyl spread to Russia, Belarus, and Ukraine. These were three places where a lot of radioactive material was deposited. But according to this book again based on data those poisons came down all over the world.

Yes, they did and the greatest concentrations came down in Belarus, Ukraine and Russia, but a greater total amount, more than 50%,  spread around the entire northern hemisphere, particularly north into Scandinavia and eastward into Asia.

As far as China.

Oh, yes.

The book concludes indeed that the deaths as a result of Chernobyl occurred not just in Belarus, Russia and Ukraine, but all over.

Around the entire world, yes, of course.

How long will this continue? I mean, some of the poisons that were discharged may be around for a millennia.

Oh, yes. I mean, just two main ones, cesium 137 and strontium 90 have half lives of about thirty years. So they'll be around for three centuries at least. But many of the isotopes will be around for a millennia. You're right.

The book, however, stresses that the worst damage occurred in those early months, particularly those early weeks when the huge fire that wasn't able to be put out was still blazing.

Oh, yes, but still even today the Chernobyl reactor is leaking into the water supply. The structure that is around the reactor right now is not sound. And if there is so much as a mild earthquake, there's a chance of it collapsing. So this reactor is by no means covered up or safe and not leaking.

Now this book telling the truth about Chernobyl was published by the New York Academy of Sciences, a prestigious organization. What about the rest of the scientific establishment? What's been their, how can I put it, stance, their position in getting this information out on Chernobyl?

Some groups have been very interested in getting out the information, and people allied with the nuclear industry would just as well be happy if nobody knew anything about what's in that book.

How did Drs. Yablokov and Nesterenko embark on this journey with you of looking into the impacts of Chernobyl?

They have been always aware of the WHO-IAEA agreement. Actually there have been people outside the WHO headquarters in Geneva trying to get this agreement ended.

These people have been demonstrating.

Demonstrating, sure.

Because of this...

Agreement.

Because the book describes as a collusive agreement between the IAEA and WHO.

That's correct. Alexey Yablokov was a consultant to both Gorbachev and Yeltsin on the Chernobyl issues. And as you know the data were covered up for about three years right after Chernobyl happened because the government did not want anything to be known publicly, and they collected almost nothing in the way of data. Alexey became interested in that and started collecting information. I think there’s something like 150,000 publications that have come out and they used well over 5,000 in writing this book. Many of the sources in here have never been translated into English, most were written in the languages of Ukraine, Russia and Belarus. So this is entirely new information that is not been available to the Western world.

You talk about the impacts on people and animals and plant life. Are the mechanisms different?

No, essentially the mechanisms are the same. Exposure to these radioactive isotopes are taken up by plant, taken up by birds, taken up by human. They damage the cells, kill some of the cells, damage the DNA, damage the genetic mechanisms of species. Now if it kills a cell, then it's not going to go on to cause cancer. If it damages a cell, it can go on to cause cancer or birth defects in a human, a bird, or even "birth defects in plants". Plants have been altered by Chernobyl.

You just mentioned the consequences were experienced in the Northwest because the winds were blowing toward those places. Scandinavian Lapps are people who had nothing to do whatsoever with Chernobyl, with nuclear power. Yet they were affected. There was rain and there was fallout and so forth. Speak about those consequences.

Recent studies have come out to show that children, born in Scandinavia at the time when the Chernobyl fallout occurred, are less likely to graduate from high school. They have intellectual impairment. Probably the most serious consequence of Chernobyl that I am aware of is that only 20% of children in Belarus are considered healthy. That means that 80% of the children in Belarus are not well compared to the data that they had on children before the Chernobyl accident. They are not medically well. They are intellectually below par.

What would be the relationship between their radioactivity and deterioration of intellectual capability?

Well, while a mother is pregnant, she is eating food. What happened was this: Most people either did not know or they did not have access to food that was not contaminated. These isotopes were taken into the body while a woman is pregnant. They were transported through her body to the unborn and damaged the heart, the lungs, the thyroids, the brains, all of the tissues of immunological systems of these unborn. These children are born unwell, low-birth rate. There was a very high fetal death rate as a result of these exposures. This is probably the greatest tragedy that could occur to a culture.

You know, the Ukraine where Chernobyl was and is had been the bread basket of the former Soviet Union. In fact there are three units of the Chernobyl nuclear facility still in operation. Food grown in Ukraine moves around.

This is an extremely serious problem. How do you get enough food for people if the land will be contaminated for centuries? Not only must you worry about grains like wheat and rye but you have to also worry about mushrooms. Doesn’t sound very important, but mushrooms are a very big part of the food supply in that area. And mushrooms are extremely contaminated.

The book concludes based on medical data now available that 985,000 people died. The data, however, cover just 1986 to 2004. As I mentioned in the opening, there were a million casualties. Would that be essentially the number that became victims of Chernobyl?

I believe that’s correct, yes. We will see that many. We know for instance of the people who were called mitigators. These people were young men and women who were recruited largely from a military, from countries all around the area to go in to put out the fires and contain the Chernobyl  mess. 15% of them have died. And now these are young men and women. We are talking of 18 to maybe 30.

Dr. Sherman, in terms of the amount of radioactivity emitted from the plant there’s a big discrepancy between what’s revealed in this book and what’s been acknowledged up to now.

Absolutely. If a small amount was emitted then we have to conclude that low-levels of radiation are extremely damaging. If large levels were emitted, then we have to understand how much damage has been done. But we really don’t know yet because nobody has been able to go in and find out what is actually left in the reactor that is leaking into the ground water.

What does this say about the safety of nuclear power? I mean, the nuclear industry, the nuclear establishment, because a lot of the nuclear industry involves government entities, pushes on to revive nuclear power to create a nuclear renaissance to build many, many more nuclear power plants. What’s the lesson of Chernobyl for that?

I think the lesson of Chernobyl is that we should be very cautious before we push technology. I mean, we were told that there was no problem with  British Petroleum drilling in the Gulf of Mexico. There’s one instance of technology where engineers do certain things, but they don’t understand the biology. They don’t understand what’s happening to life around these installations. And I think Chernobyl is the biggest lesson of what has happened to all species that were contaminated. No exceptions.

I mean, the book indeed talks about owls. Could you elaborate on some of the effects on animals?

One of the scientists whose photograph is on the cover of this book is Timusor from the University of South Carolina. He’s led about over 20 groups of scientists to Chernobyl area. And they have studied insects and birds and animals and owls and all kinds of different animals as to what’s going on. He said on one of the trips he made he suddenly realized there were no bees. And there was no fruit falling on the ground. And he realized there was no fruit falling on the ground because there were no bees to pollinate the trees. So he is predicting and this may indeed happen.There could indeed be a complete loss of species around Chernobyl, because these isotopes that are still decaying could wipe out an entire species.You know after all it is a major bird transport migration area. And we don’t know what's happening when the birds come through. They eat whatever they can find on the ground and then fly on dropping the berries further on after they have left the Chernobyl area.

The genetic impacts of a radioactivity have an enormous affect on genes. Speak on that.

These are unlikely to be improved. Once you get a genetic defect it becomes transmitted generation after generation after generation. So these defects that were occurring in humans, birds and plants are unlikely to improve the species.

What kind of genetic defects are you speaking of?

Well, in humans we’re talking about brain defects, heart defects, limb defects, children without arms, hydrocephalic babies. In birds we’re looking at changes in the feathers, and in the beaks and in their brain size. We talk about bird brains. These birds are not smart. And they are not going to be able to function as well as the birds that were not changed. We know that the plants have been changed irreversibly. This is not rocket science. We know where these isotopes go. We know that the iodine goes to the thyroid. We know that strontium 90 goes to the bones and teeth, particularly of the unborn. We know that cesium 137 goes to the heart and to the muscles. This is not a mystery. And if we know this we can predict what the adverse effects are going to be. And indeed they turned out to be just that, and is shown and proven in this book.

This refutes one of the claims that just a few thousand people died as a result of the Chernobyl disaster. One of the biggest lies in history.

Absolutely. And they’ve been able to get away with it. We need to put pressure on the WHO and the United Nations to separate the WHO from the IAEA.

Not just on the international level with the International Atomic Agency and the World Health Organization, here in the United States the Nuclear Regulatory Commission must try to minimize the impacts of  radioactivity.

You’re absolutely correct. My experience goes back to the Atomic Energy Commission before the Nuclear Regulatory Commission. I worked for the AEC at the University of California in 1952. That was my first job out of college. And if I could figure out with my limited experience at that time, with my limited education at that time, that radiation was harmful then other people could also figure it out. We have had secrecy and lies to the American public for decades about the effects of nuclear radiation. There have been cover-ups. There have been falsification of data. There have been people who said “Oh, don’t worry about strontium 90. Don’t worry about the trillium coming out of the plant. We know that other reactors have almost melted within an inch of containment as a result of poor maintenance. And I believe it’s just a matter of time before we have another nuclear problem, somewhere in the world, if not in the United States.

Why? You are working in the nuclear establishment way back. We’re talking about a half century ago.

Yes.

I mean, is it money? Does it have to do with promoting a technology that these people are connected with as nuclear scientists? Why the lying and deception?

I think it has to do with many things. I think it's the money and the corporations that are promoting nuclear technology. We also have enormous scientific ignorance in this country. People who really don’t understand biology. I think if I line up 20 people, let’s say, in a mall or some place, and said, “Put your hand over your liver.” I bet half of them couldn’t do it. And to explain to people what’s happening with nuclear radiation I think our educational system is so poor these days that children are not learning about biology and physics and chemistry. It’s essential because it’s such a major part of our culture and our economy.

As you perused all these data, the consequences of Chernobyl, did your experience of decades ago connect in any way to what you are now doing?

Oh, absolutely. I mean, this has been known for decades, the adverse defects of radioactivity has been known for decades. This is not something that has just occurred in the last couple of years. I mean scientists who have knowledge of physics can figure out where an isotope is going to go in a body or in a plant or in a bird. This is not mysterious science.

What does Chernobyl represent? I mean, we are talking about a million dead. What does it represent in terms of technological history or the current technological scene? What does it mean?

I think it represents very strongly that we cannot depend on technology. Nor can we depend on humans who operate and design this technology because the ultimate failure is human failure as happened in Chernobyl.

You’re talking here about health consequences on the most massive of scales.

Yes, indeed. Around the entire northern hemisphere.

Where we had fallout people died.

They wound up dead and they wound up with children who are grossly impaired intellectually and medically and this is going on and it hasn’t stopped yet. It’s still going on.

Dr. Sherman, how can people get a copy of this book?

They could contact me by email. I am toxdoc.js@verizon.net. And I hope to have information on how they can get a copy of this book.

Yes, I think it’s very important at this time that people learned the truth about what happened as a result of the Chernobyl disaster. Thank you so much for doing this work, Dr. Sherman.

This has been enviro close up. I am Carl Grossman. Thank you for watching. To get a copy of any of this enviro video program visit our website at: www.envirovideo.com.

This program was taped on March 5, 2011, six days before the nuclear disaster in Japan began unfolding. The clear lesson of Chernobyl and now that Japanese disaster: “All nuclear plants should be shut down.” They present a clear and present danger to life on earth. No more nuclear plants should be built. Taxpayer subsidies or nuclear power must be stopped and we must embark immediately an energy program of efficiency and full implementation of solar, wind, geothermal and other safe, clean energy technologies, which are here today and render deadly nuclear power completely unnecessary.